2012年6月26日火曜日

veepstakes Sarah Palinなら面白いのに・・・



 Wikipediaによると、Veepstakes describes the quadrennial process in which candidates for President of the United States select a running mate.(4年に1度、米国大統領の候補者が副大統領候補を選ぶプロセス)ということ。
 このveepというのは、vice president(副大統領)を指すが、ウイリアム・サファイアの政治辞典によると、ハリー・トルーマンが1948年にケンタッキー出身の上院院内総務のアルベン・バークレーを選んだとときに、“VPs”の中で意中の人を、親しみを込めてveepと呼んだことに始まる。
 stakesは、賭金のことだが、馬のレースのことで、転じて「競争」である。
 初出は1967年、Newsweekで共和党の副大統領候補について、“Governors Love, Kirk, and Chafee and Senators Tower and Javits were entries in The Veeostakes”とあり、Wikipediaの
1988年というのは誤り。
 もっとも、そんなことはどうでもよいことで、関心はWho Should Romney Pick for Vice President?(ロムニーは誰を副大統領候補にするべきか)であろう。というのも、現職のオバマ大統領の人気は高いとはいえ、不動とまでは行かないからだ。人選によっては、ロムニー氏の目が出てくると考えられているからだ。
 まず、最近の話題はconservative heartthrob(保守の男前)と称されるフロリダ出身の上院議員 Marco Rubioだが、ロムニー氏と深い関係があるとはいえない。もう一人は、財政赤字の削減問題でオバマ政権を追究、頭角を現した下院議員のPaul Ryan。だが、2人とも大きな選挙を戦った経験がない。
 そのほか、ニュージャージ州知事 Chris Christie、 ルイジアナ州知事 Bobby Jindal, アリゾナ州上院議員 Jon Kyl、 バージニア州知事Bob McDonnell、前ミネソタ州知事 Tim Pawlenty、オハイオ州上院議員Rob Portman、そしてサウスダコタ州上院議員John Thuneの名前が挙がっている。このなかで、面白いのはミネソタ州のPawlentyだといわれる。彼は知事を2期勤めた実力者であり、ロムニー氏とも関係は濃密だ。ミネソタは前回の大統領選挙で民主党に取られた州でもあり、その奪還は選挙の勝敗を左右すると見られる。
 ロムニー氏は総じて、中道色であり、それだけ強烈なインパクトに欠ける。それが、共和党保守派にうとまれ、指名争いを苦戦した原因である。しかし、超保守の看板に付け替えたならば、浮動票は逃げてしまう。そこが難しいところで、2008年にマケイン候補のrunning mate となったSarah Louise Palin氏などを選んだならば、選挙はきっと盛り上がるのだが・・・。