2012年6月15日金曜日

drone ハチのうなり声が聞こえる・・・

Illustrated by Kazuhiro Kawakita

 droneの語源はmale honeybee(雄のミツバチ)の古英語dranという。ぶんぶんとうなる低い持続音から、機械音を連想するのかロボットを指していう。とくに、最近話題に上るのがunmanned aerial vehicle (UAV=無人航空機)。人間のパイロットが乗らずに、コンピューターで自動制御するか、パイロットがリモートロールで操縦し、偵察や、時には攻撃を行う。
 AP通信(6月13日付)は、The Obama administration’s increasing use of unmanned drone strikes to kill terror suspects is widely opposed around the world, according to a Pew Research Center survey on the U.S. image abroad.(世論調査会社のピュー・リサーチ・センターが海外の米国のイメージについての調査によると、オバマ政権がテロリストの容疑者を殺害するために無人のドローンによる攻撃を増やしていることに対して、世界中で反発が強まっている)と述べている。
 21カ国のうち17カ国で、半数以上の人が、パキスタン、イエメン、ソマリアにおけるU.S. drone attacks targeting extremist leaders and groups(米国による過激派のリーダーやグループを標的にしたドローンの攻撃)に反対している。なぜか?リモコンの飛行機によるめくら撃ちで〝誤爆〟が続出、一般市民や味方の被害が続いているからだ。
 パキスタンなどでは、上空からハチのうなり声が近づいてくると、住民の多くが恐怖に取り憑かれて逃げ惑うという。
 But in the United States, a majority, or 62%, approved the drone campaign.(だが、米国人の大多数の62%は、ドローン攻撃を賛成している)という。その理由は、米国人兵士の犠牲者を出さない攻撃方法だからである。

 ところで、デイリー・メール(6月19日付)は、"Is that really just a fly? Swarms of cyborg insect drones are the future of military surveillance” (これって本当にハエ?サイボーグの昆虫ドローンの大群こしお未来の軍事偵察システム)と報じた。
 その中で紹介しているのが写真のmini-drone。The US Air Force unveiled insect-sized spies 'as tiny as bumblebees' that could not be detected and would be able to fly into buildings(米空軍が明らかにしたマルハナバチと同じくらい小さい昆虫のサイズのスパイロボット。検知されることなく、建造物に侵入できる、という。ハチの羽音を立てながら…
 さて、FOXニュース(6月14日付)は、”Military drone mistaken for ‘UFO’ along DC highways”(軍事用のドローンがワシントンDCの高速道路でUFOと誤認される)と報じた。

首都圏のベルトウエイのモンゴメリー・カウンティからプリンス・ジョージ・カウンティで、自動車を運転していた人が、UFOらしい物体を発券し、次々に警察などに通報、大騒ぎになった。
もっとも、結局、正体が判明。
 It's an experimental, unmanned aircraft called an X-47B, according to Northrop Grumman spokesman .(ノースロップグラマンの報道官によると、それはX-47Bと呼ばれる実験用の無人飛行機である)という。
 昔から、UFOは政府機関が密かに開発した航空機ではないかと噂されてきたが、まったく根も葉もないことではないようだ。空を見上げてハチのうなり声を聞いたなら、一目散に逃げろ!