2011年11月15日火曜日

go sleeveless


Illustrated by Kazuhiro Kawakita

sleevelessはwithout sleeves(袖なし)という意味の形容詞。go sleevelessは「袖なしでいく」。つまり、wear sleeveless clothes(袖なしの服を着る)という意味だが、この表現には、腕や肩をたくましく鍛えてあるので、袖なしの服を着ても恥ずかしくない、という含みがあり、いまや女性フィットネスの合言葉になってきた。カタカナ読みは「ゴー・スリーブレス」。
公の場に袖なしのドレスで登場し注目を集めたのが、ミシェル・オバマ大統領夫人。“How to get Michelle Obama’s toned arms and go sleeveless”(彼女のような丈夫な腕になり、袖なしでいく方法=2009年9月6日付のイグザミナー)が、女性の間で大きな関心を呼んだ。
“Women’s Health Magazine”(9月22日付)は、“The First Lady’s Fitness Secrets”(大統領夫人のフィットネスの秘密)と題して、長年の専属トレーナーの話を伝えた。彼女の腕は、1997年以来シカゴのフィットネス・クラブに通い、これまで1872回に渡って、全身をシェイプアップする総合的なトレーニングを積んできたからという。
現在は、“She works out for 90 minutes, 3 days each week. She and President Obama wake up these mornings at 5:30 a.m. to workout.”(彼女は週3回、90分ずつトレーニングする。その日の朝は、オバマ大統領と2人で午前5時半に起きてトレーニングに行く)そうだ。
ジャーナル・ガゼット(9月12日付)によると、“Work Triceps, Biceps for Obama Arms”(「ミシェル・オバマの腕」を手に入れるには、(上腕の)三頭筋と二頭筋を鍛えろ)。flabby and saggy arms(振袖のようにたるんだ腕)を引き締めるには、hammer curls (ダンベルを使う二の腕の運動)などが有効だとアドバイスしている。
ところでオバマ大統領も、バスケットボールだけでなく、fitness enthusiast(フィットネスに熱心な人)である。“Usually I get in about 45 minutes, six days a week. I’ll lift weights one day, do cardio the next.”(通常、私は週に6日間、大体45分やっています。1日はウエイトを上げ、次の日は、カーディオをやります)と“Man’s Health Magazine”のインタビューに答えている。このcardio(カーディオ)は、cardiovascular exercise(心臓血管を強化するための運動)で、aerobic exercise(エアロビクス運動)のこと。つまり、ジョギングやtreadmill(トレッドミル)による運動だ。実は、大統領専用機のAir Force Oneにも、トレッドミルが備え付けてあるという。
さて、世界のリーダーを見渡すと、ロシアのプーチン首相は柔道、フランスのサルコジ大統領はジョッギング(ただし、2009年の夏はジョギング中に倒れたが)など、フィットネス志向はますます強まっている。サミット(首脳会議)もgo sleevelessで、各国首脳が腕っ節の強さを誇示してみせる時代が来ている。The Sankei Shimbun (October 12 2009)