2013年5月3日金曜日

heatstroke

Illustrated by Kazuhiro Kawakita


 heatは「熱」、strokeは「打撃」、また転じて「発作」。heatstrokeは、熱による発作、「熱射病」と訳される。sunstroke(日射病)と並ぶ言い方。
 最近では「熱中症」の語が一般的。これはhyperthermia(カタカナ読みは「ハイパーサーミア」)という医学用語に相当する。普通の英語では、heat-related illness。その中でheat cramps(熱性けいれん)、heat exhaustion(熱疲労、暑気あたり)、heatstrokeと分類されるが、新聞メディアでよく見るのが、命にかかわるheatstroke。
 20011年夏も北半球の各地で、heat wave(熱波、猛暑)が襲来。ロイター通信(7月16日付)は、“Heat wave lingers, submerges U.S. in sizzling temperatures”(熱波が停滞、米国はうだるような気温に沈む)と報じた。このsizzleという動詞は、油で揚げる時にジュージュー音を立てることを指し、いかにも暑そうな表現だ。
 それだけに、米CNN(7月13日付)は早々に“Heatstroke: A deadly hazard of summer”(熱射病、死に至る夏の危険)と警告。その中で、“Heat exhaustion involves elevation of body temperature, headaches, nausea and vomiting.”(熱疲労は、体温上昇、頭痛、吐き気やおう吐を伴う)として、これらの兆候に注意を促した。さらに、めまいや意識の混濁が起こるとheatstrokeで、取り返しのつかない事態になりかねない。
前段のheat exhaustionを防止するには、“Drink plenty of water throughout the day.”(日中は水分を十分に取ること)だが、カフェインやアルコール入りは、脱水症状を促す危険性があるのでダメ。“Air conditioning is the most effective way to cool off and prevent heat-related illness.”(エアコンが熱中症を冷やして予防する最もよい方法)であるのは間違いない。
 さて、ブルームバーグ(7月13日付)は、“Heatstroke deaths quadruple as Japan shuns air conditioners to save power”(日本は節電のためにエアコンを止めて熱中症の死亡が4倍増)と報じた。