brainは「脳」で、busyは「忙しい」。busy brainは「忙しい脳」では、何のことか分からない。このbusyはfully engaged あるいはoccupiedとかんがえて、busy telephone line(電話のライン)やbusy computerというように、brainがnot accessible(アクセス不能)の状態を想像していただきたい。
すなわち、"When the mind is racing and stressed out, it can be difficult to focus and think clearly during the day, or sleep well at night. We call this 'misfiring,' or 'busy brain.'”(心が考えごとで一杯になり、ストレスでやられてしまい、集中できなくなって、昼間でも考えが明瞭でなくなる。夜は眠れない。この状態を〝不発〟あるいはビジー・ブレインと呼ぶ)
読者の大多数は、brain worker(頭脳労働者)であり、朝から晩までコンピューターに向かって仕事をしているだろう。だが、それは脳全体の機能を均等に使うのではなく、一部分を酷使するものだ。しかも、頭脳労働者の常として、神経が疲れ切ってしまい、身体は胃腸のほかは、慢性的な運動不足に置かれている。その結果は、insomnia(不眠症)である。
My brain will not shut down. It goes from one thought that triggers another thought and another next thing I know the clock reads 3:30am, 4:30 am. Finally, maybe around 5, 5:30 my brain shuts down and I fall asleep.
(私の脳はシャットダウンしない。脳は1つの考えから、次の考えを呼び起こし、そしてもう1つの次のことに移る。時計は午前3時半、4時半になったのを知る。ついに、5時か5時半ころに、ようやく脳はシャットダウンし、私は眠る)
以上が、busy brainを訴える〝患者〟の実際の文章であり、その乱れにも注意。面白いのは脳がshut downするという表現である。この人は、自分の脳をcomputerのアナロジーとして捉えているのだが、これも現代社会の特徴といえる。
実際には人間の脳はcomputerより計算機能は劣るものの、はるかに精巧な機能を有していることを忘れてしまっている。
だが、当人は逃れようのない苦しみを感じている。What can I do about my busy brain? (私はビジー・ブレインをどうすればよいの?)と悲鳴が上がる。だが、busy brain relieverなどのsupplementを飲んでもほとんど効果はない。
答えはTake a rest!(休むこと)それ以外にない。バカンスをとって海や山に行くか、日本ならば温泉につかって心身を休めること。
Soak and relax in the hot spring!
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