Illustrated by Kazuhiro Kawakita |
bad dayはgood dayに対する語。米国では人と別れるときなどに、“Have a good day!”と声をかける。あなたにとって「よい日でありますように」という意味。bad dayは「悪い日」だが、すべての人にとって悪い日というのはないから、ある人にとってのunlucky day(ついてない日)である。
“A bad day fishing is better than a good day working.”(釣りに行って何も釣れない厄日でも、バリバリ働く好調な日よりもましだ)ということわざがある。人によって意見の分かれるところだが、bad dayのニュアンスはまさにこれ。
bad dayには先駆けの語として1990年代に流行ったbad hair dayがある。“You have a bad hair day.”というと「今日は髪がクシャクシャじゃないか」という意味から転じて「すべてがうまく行かない日」になった。
さて、2006年に欧米、日本でも大ヒットしたのが“Bad Day”。カナダ生まれのミュージシャン、ダニエル・パウターのポップソングだ。日本では「ついてない日の応援歌」という副題がつけられている。何もかもうまくいかなくて落ち込んでいる友人を“You had a bad day”(ついてなかっただけさ)と励ます内容で、「この曲を聴いていると元気が出てくる」というのが圧倒的なファン評。米国では2006年、Billboard Hot 100をはじめヒット・チャートの一位を軒並み独占、テレビやラジオでこの曲が流れない日はなかった。
“Sometimes the system goes on the blink/ And the whole things turns out wrong/ You might not make it back and you know/ That you could be well oh that strong/ And I’m not wrong”
systemは、多くのものが組み合わさってできた体系が原義で、ここではthe systemで世間とか世の中の意味。
「時には、世の中うまくいかないこともあるさ。何もかも裏目に出る事だって。挽回できないかもしれないけれど、強気を出せばうまくやれる、と君は分かっているじゃないか。僕の言う事は間違っちゃいないさ」
Bad Dayは、プロ・スポーツの試合でチームが敗退するたびに競技場で流される定番の曲にもなった。
米国人の生き方は、常にpositive(前向き)が尊ばれ、逆境に陥った時にnegative(後ろ向き)になる人間はunderdog(負け犬)として軽蔑される。厳しい競争社会を生き残るためには、自力でbad dayをgood dayに変える強い精神力が求められるのだ。
米プロバスケットボール協会(NBA)の元スーパースターで、1991年にHIVの感染を告白して大きな話題を呼んだマジック・ジョンソン氏は、実業家として活躍する現在の心境をこう語る。「私はビジネスマンであることが好きだ。働くことが好きなんだ。I never have a bad day.(私には決して“ついてない日”などない)」。The Sankei Shimbun (October 1 2006)
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