2013年12月1日日曜日

404 世界中に知れ渡った単語!


404(four oh four)はウェブの三桁番号で、“Not Found”(見つかりません)の error message(エラーメッセージ)。HTTP standard response code(HTTPの標準応答コード)の一つで、ユーザーはサーバーに接続できたものの、サーバーが該当するウェブページを発見できなかったことを指す。すなわち、failure(失敗)を意味する。

世界中の英語の動向をウォッチする Global Language Monitorは、404とfail(失敗する)を2013年の流行語大賞に選んだ。講評は以下の通り。

404 ー The near-universal numeric code for failure on the global Internet.(グローバル・インターネットにおいて、「失敗」を意味するほとんど普遍的なコード)
fail — The single word fail, often used as a complete sentence (Fail!) to signify failure of an effort, project, or endeavor.(単語のfailは、しばしば完成文として用いられ、努力や事業、または試みの失敗を意味する)

では、「成功」を示すHTTPの標準応答コードは何か?“For a normal web page, the status is 200 OK.” (通常のウェブページにとって、ステータスは200でOK)。だが、うまくつながった場合は、もちろんこのメッセージは不要となり、ユーザーには見えないのだ。

ところで、404が流行語になったのは、それだけページ・エラーが激増している背景がある。ある批評家は、“Trend of the day: 404 Fatigue”(今日のトレンド:404による慢性疲労)と皮肉るほど。これは、一般のウェブサイトのデザインの技術レベルと、使用されるブラウザや検索エンジンの技術レベルの格差が大きく開きつつあることから生まれた現象であると考えられる。とくに、ブラウザと検索システムは一体化する傾向が強まっており、マイクロソフトやアップル、googleなどは、独自のシステムでユーザーの囲い込みを進めていて、昔ながらの技術レベルで作られたサイトは取り残されていく傾向にある。とくに、googleの検索でトップにランキングされるためには、この404エラーの解消が大きな課題となっている。

さて、404は今や一般名詞として使われるようになりつつある。例えば、2011年のギリシャでの反政府デモでは、“Error 404: Democracy not found” (エラーコード404:民主主義が見つかりません)というスローガンもあった。また、404は俗語としてclueless(手掛かりなし)の意味でも使われるという。