2009年5月22日金曜日

American Justice

 Justiceは「正義」である。2006年にイラクのバクダッド近郊の村で、一家4人を惨殺し、強姦と殺人罪で起訴された元米兵、スティーヴン・グリーン被告(24)の裁判が21日、ケンタッキー州バドゥカの連邦地裁陪審で行われ、死刑か否かの評議の末に、被告に終身刑が言い渡された。AP通信によると、犯罪事実は以下の通り。
 In March 2006, after an afternoon of card playing, sex talk and drinking Iraqi whiskey, Pfc. Green and three other soldiers went to the home of 14-year-old Abeer Qassim al-Janabi near Mahmoudiya, about 20 miles south of Baghdad. Green shot and killed the teen's mother, father and sister, then became the third soldier to rape the girl before shooting her in the face. Her body was then set on fire.
 「2006年3月、カードで遊び、猥談をし、ウィスキーを飲んだ後、グリーン被告は仲間の兵士3人と、14歳のアビア・カシム・アルジャナビさんが住んでいた家に押し入った。グリーン被告は、少女の父と母と妹を射殺、その後少女を3番目に強姦した後、彼女の顔面を銃で撃って殺し、死体を火に放った。」
 この判決に対し、Assistant US Attorney Marisa Ford氏は、以下のコメントを出した。
 “This trial represents some of the most important principles of our Constitution and our democracy in action. The decision of how justice would be best served was left to the people.”(この裁判は、われわれの憲法と民主主義の、事実上の最も重要な原則を示すものだ。正義がもっとも正しく執行される決定は、人民に委ねられた)
 軍事法廷は、心神耗弱を理由に連邦裁判を回避しようとしたが、それを阻止したというわけである。だが、決定が委ねられたのはアメリカの人民であって、そこにはイラク人民の意志は反映されてはいない。もし、同様の事案がアメリカ国内で起こり、犯人が仮にイラク人兵士であったならば、陪審員は死刑を回避し終身刑の評決を下したでろうか?