social bankruptcyは「ソウシャル・バンクラプシー」。「社会的破産」などと訳してはいけない。socialは実はsocial mediaの略。Wordspyによると、この言葉は、The condition of being so overwhelmed by social media that the only solution is to close all one's accounts(ソーシャル・メディアに圧倒されて、すべてのアカウントを閉める以外に解決策がない。といった状況)と定義している。すなわち、「SNS破産」。
どういうことか?今や複数のSNSのアカウントを持つのが当たり前の世の中で、Facebook、Google+、Twitter、Instagram、LINEなどコミュニティーごとに使い分けるのが常識になってきた。ところが、accounts が増え、friends も増え続けていくと、最初は得意になるが、段々返事を書くのが苦しくなり、やがてすべてのfriendsとコミュニケーションを維持することが出来なくなる。そして、最後に、“Help! I’m trapped in social media and I feel like I can’t get out!”(助けて、ソーシャル・メディアにハマって抜けられない)となってaccounts を閉鎖する状態が、social bankruptcyというわけ。
だが、すべてのaccountsを閉めた後はどうなるのか?やっと解放され、素晴らしい自由の天地が開けるのか?否、恐ろしい孤独がやってくるのだ。
During the event, a film called “Social Bankruptcy” showcased what life would be like without social media, and how it affects individuals. Social media is everywhere, and it’s unavoidable, having become a communication tool for the majority of society.(その辺の経緯が映画『Social Bankruptcy』で語られる:ソーシャル・メディアのない生活がどんなものか。それはどれだけ個々人に影響しているか。ソーシャル・メディアはどこにでもあり、社会の大多数のコムニケーションの方法となり、もはや避けられない)―Melissa Chandler, “Social networking vs. handwritten letters to remain connected,” The Commuter, March 9, 2015
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