2012年12月16日日曜日

The global mourning "We have wept with you," said Obama



 米東部コネティカット州ニュータウンのサンディフック小学校で2012年12月14 日起きた銃乱射事件について、AP通信は、“Sympathy over US school shooting stretches globe”(米国の学校での銃撃事件への同情が地球に広がる)と報じた。
 実際、一報を聞いて誰しもやり切れない気持ちを感じたであろう。オバマ大統領が声明文で述べているように、“Our hearts are broken today."と表現できる。
 事件は、男が校舎に押し入り銃を乱射、子供20人と学校長を含む教職員8人の計28人が死亡という。“School massacre”(学校の虐殺)という言葉を口にすることさえ、やり切れない。
 それだけに、事件のニュースは衝撃的に全世界を駆け巡った。オーストラリアのJulia Gillard首相は、“senseless and incomprehensible act of evil”(全く訳の分からない意味不明の悪の行為)と呼んだ。
 オーストラリアでは、1996年南部タスマニアで男が35人を銃殺する事件が起きて、政府はセミ・オートマテイック・ライフルをはじめ銃の所持を規制したのだ。
 欧州共同体のJose Manuel Barroso委員長は、 “Young lives full of hope have been destroyed” (希望にあふれた若い命が奪われた)と嘆いた。
 英国のDavid Cameron首相は、“It is heartbreaking to think of those who have had their children robbed from them at such a young age, when they had so much life ahead of them.”(前途に豊かな人生を控えた、こんな若い子供たちを奪われた親御さんを思うと胸がつぶれる思いだ)と語った。
 ドイツのAngela Merkel首相は、“Once again we stand aghast at a deed that cannot be comprehended. The thought of the murdered pupils and teachers makes my heart heavy.”(またしても、私たちは理解を超えた出来事に立ち向かわねばならない。殺された生徒や先生のことを考えるとやり切れない)と述べた。
 フランスのFrancois Hollande大統領は、“horrified”(震え上がった)という。ロシアのVladimir Putin大統領は、“particularly tragic”(何とも悲劇的だ)という。イスラエルのBenjamin Netanyahu首相は、“savage massacre”(野蛮な虐殺)と呼んだ。日本の野田首相は、“The sympathy of the Japanese people is with the American people”(日本国民の同情は米国民とともにある)と述べた。
 さらに、多くのコメントがネットには寄せられているが、世界はコネティカット州の小学校で起きた悲劇を共有しています。

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