アメリカの英語がわかる、ニュースがわかる。政治、経済、社会、文化まで最新の流行語や辞書には載らない英語の使い方を楽しいイラストや写真とともに解説。 This blog is for those who study English through American newspapers or news programs on the Internet. The author tries to explain about new words and buzzwords which you cannot find in the usual Dictionary.Enjoy reading today's news of politics, economy, social affairs and entertainment in America!
2009年4月10日金曜日
Hang in there
Reassuranceは「大丈夫だという保証」そして「安心」(4月6日付け産経新聞朝刊文化面に掲載)。その最後に、“Things look really bad, but hang in there! Everything is going to be OK.”(ものごとは本当に悪く見えるが、しかし、がんばれ!すべてうまくいくさ)と書いた。ここで、言いたいのはhang in there。カタカナ読みは、「ハンギンゼア」。
hangは「掛かる」「ぶら下がる」という動詞だが、onの前置詞が付いてhung onになると、「しがみつく」とか「辛抱してやりぬく」。hang in thereは、口語表現で、「困難に負けず、やりぬく」という意味になる。
昨秋以降、世界は経済危機に突入した。ある実業家は“We started with the nuclear holocaust, now we’re going through the nuclear winter.”(核爆発が起こり、今やわれわれは核の冬に遭遇している)と語った。だが、切り抜ける手段はたった一つしかない。ウィンストン・チャーチルの言葉。“If you’re going through hell, keep going.”(地獄を通っているとしたら、歩み続けよう)。このスピリットがhang in thereである。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿